身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ~底辺家庭の東大受験~ 

塾なし公立中高一貫校合格。2024年塾なし【東京大学】受験。低学歴・低所得家庭の挑戦

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東大受験に塾なしで挑む!~東大模試2023~

 

東大模試年間受験予定

 

予備校別冠模試

 

はじめに

 

冠模試と呼ばれる模試があります。

 

「ん!?冠模試?」

 

私達夫婦は大学受験の経験がありませんし、塾のお世話にもなっていないので、受験の仕組み自体がよく分からないんですよ。

 

冠模試に限らず、様々な全国模試などもありますが、それぞれの難易度もよく分からず「土曜も日曜も休むことなくテストを受けるとは大変だなぁ……」なんて、数年前は思ったりもしていました。

 

「おいおい、そんなので東大を受験するなんて無謀すぎやしないか?」

 

と思いますよね?

 

さすがに親が無知では子どもがかわいそうなので、大学受験に向けて息子が3年生の頃から少しずつ調べましたよ。

 

どの模試がどのような位置付けのものなのか?

 

各予備校がやっている全国模試や冠模試の存在もその時に知りました。

 

と、いうことで今回は冠模試のお話です。

 

 

冠模試とは何なのか?

 

簡単に言えば

 

【難関大学二次試験の模擬試験】

 

です……

 

以上。

 

 

と言ったら話が終わってしまうので、もう少し詳しく書きますね。

 

 

冠模試とは、大学名の入った模試のことで、難関国立大学と早慶があります。

 

これらはその大学を志望する受験生達が受けるので、その中で自分の立ち位置を知れるというのが一番大きいですかね。

 

難関大では独自の二次試験を行っていますので、それらに慣れる意味でも受けた方がいい……というか、必須でしょう。

 

しかし、これ、各予備校がそれぞれ行っているので、東大模試だけでも種類が4つもあるんですよ。

 

それ以外にも、共通テスト模試もあれば冠ではない全国模試もありますし、こんなの全部受けてたら日々の勉強が模試を受けるための勉強になってしまい、本来の目的を見失ってしまうので、取捨選択をしなければなりません。

 

 

東大模試の特徴と年間スケジュール
 
東進、代ゼミ、河合塾、駿台と4つの予備校が模試を実施していますが、それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。
 
細かな部分は各予備校のホームページをご確認ください。
 
【東進】
判定が厳しい
答案の返却が早い
難易度が高い

【代ゼミ】
他3つの模試に比べ受験している人が少ない
判定が厳しい

【河合塾】
全体的に癖もなく普通
判定が正確
受験する人数が多い

【駿台】
難易度が若干高く、採点が厳しい
判定が正確
受験する人数が多い
 

息子と話し合った結果、上記の10ある模試の中で黄色線を引いたものを受けることになりました。

 

東大模試スケジュール2023
6/4 東大本番レベル模試 (東進)
7/15~16 東大入試プレ  (代ゼミ)
8/6 東大入試オープン  (河合塾)
8/12~13 東大入試実践 (駿台)
8/27 東大本番レベル模試 (東進)
10/15 東大本番レベル模試 (東進)
10/29 東大入試オープン  (河合塾)
11/11~12 東大入試実践  (駿台)
11/18~19 東大入試プレ  (代ゼミ)
1/20~21 東大本番レベル模試 (東進)

 

東大模試の選定

 

第一に模試を受ける間隔が短すぎないこと

 

これ、一番大事ですね。

 

先ほども言いましたが、年間10もの冠模試があり、その間にも様々な模試や定期テストだってあります。

 

全部を受けていたらとんでもないことになりますよね。

 

自己分析するための時間が必要ですし、細かな部分の勉強を再度する必要も出てきます。

 

ですから、そのバランスを考えなければなりません。

 

そこで各予備校の特徴も考慮し、予定を組みました。

 

受験する模試と意図
6/4 東大本番レベル模試(東進)をまず受ける。
この理由は、単純に今年の模試で一番早く受けられるから。
まず、現状でどのくらいできるのか知りたいんですよね。
まだ、科目によっては範囲の終わっていないものがありますので、結果は全く気にしません。
意図するところは、他の予備校も一緒ですが、家とは違って多くの受験生達がいる中で、実戦形式の試験に慣れること。
現状の自分を出すことで、本番に向かうまでに必要なことが見えてくる。

8/6 東大入試オープン(河合塾)
8/12~13の駿台も受けようか迷いましたが、間隔が1週間しかないので、まずは河合塾の模試を受けます。

10/29 東大入試オープン(河合塾)
オーソドックスな東大模試という位置付け(個人的に)とした河合塾を引き続き受けます(前回との比較もしやすいので)

11/11~12 東大入試実践(駿台)
本番前の最後ということもありますし、こちらも1度は受けておきたいので。
 

総じて、日程の問題と実際に東大を受験する人の多くが受ける河合塾と駿台をメインとし、年間の回数も多い東進を上手く活用するというスタイルです。

 

数を受ければいいという問題ではないので、いかに1回の模試を大切にして、本番への糧にするかですね。

 

私達親子が考える冠模試を受ける目的

 

最大の目的は

 

【本番を見据えた自分の形を作ること】

 

これ、どういうことか分かりますかね?

 

受験するからには当然合格を目標とするわけで、そのためには本番で自分の持ってる力をフルに発揮する必要があります。

 

東大に限った話ではないですが、受験は戦略でもあり、受験する全ての科目で100点を取る必要はありません。

 

合格ライン(ボーダー)を超えればいいわけで、各科目でいかに点を取っていくか?が戦略なわけです。

 

あいにく息子は全て100点を取れるような化け物ではありませんので、自分の強みを活かすしかありません。

 

当たり前ですが、自分の得意な科目で得点を稼ぎ、苦手(苦手ではないですが)な科目は最低限の点が取れればいい。

 

結論、取れる問題を確実に取っていくしかないんです。

 

その確実に取れる点を時間内でどうやってより多く取っていくか?

 

その予行演習を冠模試で行うのが受ける目的なんです。

 

なので、点数がどうだったとか、判定がどうだったとか、ほとんど関係ないです。

 

大切なのは、現状の自分が持っている力を試験時間の中でどう点数に結びつけようとしたのか?

 

限られた時間の中で正しい取捨選択ができたのか?

 

1点に貪欲になれたのか?

 

確実に点を取るための行動ができたのか?

 

今の自分が持つ力を発揮できたのか?

 

全ては本番に向けての練習なんです。

 

 

問題を解く順番、捨て問の見極め、部分点の取り方、記述の仕方、決められた時間の中で最高難易度の問題に向き合い、本番でも同様に自分の形で臨めるようにしたい。

 

そのために日頃の勉強でも自分の形を意識しているんです。

 

また、息子は理系ですが、物理と化学に関してはまだ範囲が終わっていません。

 

おそらく6月中に終わると思うので、東大の過去問に入るのはそれからになります。

 

ですので、6/4 東大本番レベル模試(東進)はあくまで様子見になりますね。

 

足元を徹底的に固めるのが最優先です。